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No.16~20 キリコ, ブラン① , グロソップ, カンボン, マルドネス ["闘牛士の歌" 聴き比べ]

聴き比べ企画 Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら

 大本命のブランが早くも登場。そして直後にグロソップも。iPhoneでシャッフルで聴いているのに。この順番、ネタですか?
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No.16 ジーノ・キリコ (Gino Quilico)カナダ/1955 -
原調/フランス語
父のルイ・キリコが好きなので、それだけで合格!(これを書くまでおとっつぁんのほうだと思っていた。すまぬな、ジーノ)。
気品と男気を感じます。普通に歌ってるだけなんだけど、それがこの歌の良さを引き立てているというか。シンプル・イズ・ベストの好例。
ラストの長伸ばしがきれいで気持ちがいい。


sawayakablanc.jpgNo.17 エルネスト・ブラン①(Ernest Blanc)フランス/1923 - 2010
原調/イタリア語/1960年ナポリのライブ ⇒ YouTube
早々と「神」の登場です。
専売特許“デレカント”が控えめなのはイタリア語歌唱がゆえと思われます。それでも要所要所で発動してるけどw
それよりも何よりも、何なのだ、この独特の爽やかさとお色気は?
もう「カッコ良い」とか「素敵」とか「セクシー」の領域を超えている。
世界一のエスカミーリョとは言わないけど、唯一無二の存在であることはまちがいない。
あと2つ音源があるので続きはそちらで。


pg.jpgNo.18 ピーター・グロソップ (Peter Glossop)イギリス/1928 - 2008 ⇒ YouTube
原調/イタリア語/67年の録音
おやまぁ続けざまにご贔屓さんが。飽き始めたところだから嬉しいです。
それにしても、バリトンのくせにこんなに重量モタモタ歌唱でいいの?
爽やか軽やかなブランの後だから言うわけでもないけれど、大声コンテスト以外の何物でもない。
ヴェルディを敬愛しているからって、おフランスのオシャレな歌までヴェルディにしてしまっては・・。
押し付けがましさ、鬱陶しさ、暑苦しさではナンバーワン!
「脳みそも声帯」なグロ様だけど、私にとってのオンリーワン!


No.19 シャルル・カンボン(Charles Cambon)フランス/1892 - 1965
半音下げ(レコードの回転速度の影響かも)/フランス語/録音年不詳
歌唱は地味だが、声音がどこかなまめかしく、じっと聴き入ってしまう。
この人の声を現代の録音技術で録ったらどんなふうに聴こえるんだろう。
別格のブランを除けば、フランス勢ではマッサールの次に好き・・かも・・。


No.20 ホセ・マルドネス(José Mardones)スペイン/1869 - 1932
原調/スペイン語??/録音年不詳 ⇒ YouTube
すごい録音を聴いてしまった。合唱がスリー・アミーゴスになってる~www
これぞ「歴史的ネタ」。
そもそも1869年生まれって…(*゚Д゚)

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