No.21~25 レリエ, エステス, バスティアニーニ②, ヴィノグラードフ, ブラン② ["闘牛士の歌" 聴き比べ]
■聴き比べ企画 Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら■
だんだん嫌気がさしてきた(←早っ)こともあり、感想がおおむねネタ化してます。
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No.21 ジョン・レリエ(John Relyea)カナダ/
原調/フランス語/2010年Met
シャープでダークな声。歌唱はやや♭。
一昔前のエスカミーリョのイメージとは違うけど、イケメン感はあるかも。
No.22 サイモン・エステス(Simon Estes)アメリカ/1938 -
原調/フランス語/1988年の録音風景の録音
まさに王者。ブラック・ダイアモンドな美声。
歌唱はきわめてシンプルだが、声そのものに自信があるからこそ。並の歌手ではこうはいかない。
No.23 エットレ・バスティアニーニ②(Ettore Bastianini)イタリア/1922-1967
原調/イタリア語/1961年ヴェローナのライブ ⇒ YouTube
のっけからとんでもない大声で、
「我輩がバスティアニーニだ。さあ惚れろ~! 惚れるのだ~!!」
ってものすごい勢いで迫ってきて、
くそっその手には乗るもんか私にはシュテキなブランのエスカミーリョがあるんだモン耳をっ耳を塞げ~っ!!…なんて抵抗もむなしく……モジ(((´ω` *)(* ´ω`)))モジ…… (←惚れた)
転調する時の「あ~~~」が“デレカント”。
No.24 アレクサンドル・ヴィノグラードフ(Alexander Vinogradov)①ロシア/1976 -
原調/フランス語/2007年東京のライブ ⇒ YouTube
(えっと、意図的じゃないですよ。この順番)
生聴きもした懐かしい音源。
ヨーロッパの寄宿制男子校の優等生を思わせる優雅な声に、愛嬌者の顔(盛大なビブラート)が見え隠れ。
モテるけど、好きになった娘には一途でしょう?って感じのエスカミーリョ。
重さは普通にバスカミーリョ。
いつか母国語で歌ってもらいたいと思わせられる、いかにもロシアっぽい低音が魅力。
No.25 エルネスト・ブラン②(Ernest Blanc) フランス /1923 - 2010
原調/フランス語/1960年の録音 ⇒ YouTube
(だから、意図的じゃないんだって。この順番)
爽やかなのに艶っぽく、青臭いのに成熟していて、強さの内に脆さを秘め・・
歌声の成分は男性フェロモン100%。
こんなお方と駆け落ちしたい・・(*´Д`)
え? 客観的じゃない? ンなもん、この企画を立ち上げた時点で期待しちゃダメ。
あとひとつ音源があるので続きはそちらで。
だんだん嫌気がさしてきた(←早っ)こともあり、感想がおおむねネタ化してます。
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No.21 ジョン・レリエ(John Relyea)カナダ/
原調/フランス語/2010年Met
シャープでダークな声。歌唱はやや♭。
一昔前のエスカミーリョのイメージとは違うけど、イケメン感はあるかも。
No.22 サイモン・エステス(Simon Estes)アメリカ/1938 -
原調/フランス語/1988年の録音風景の録音
まさに王者。ブラック・ダイアモンドな美声。
歌唱はきわめてシンプルだが、声そのものに自信があるからこそ。並の歌手ではこうはいかない。
No.23 エットレ・バスティアニーニ②(Ettore Bastianini)イタリア/1922-1967
原調/イタリア語/1961年ヴェローナのライブ ⇒ YouTube
のっけからとんでもない大声で、
「我輩がバスティアニーニだ。さあ惚れろ~! 惚れるのだ~!!」
ってものすごい勢いで迫ってきて、
くそっその手には乗るもんか私にはシュテキなブランのエスカミーリョがあるんだモン耳をっ耳を塞げ~っ!!…なんて抵抗もむなしく……モジ(((´ω` *)(* ´ω`)))モジ…… (←惚れた)
転調する時の「あ~~~」が“デレカント”。
No.24 アレクサンドル・ヴィノグラードフ(Alexander Vinogradov)①ロシア/1976 -
原調/フランス語/2007年東京のライブ ⇒ YouTube
(えっと、意図的じゃないですよ。この順番)
生聴きもした懐かしい音源。
ヨーロッパの寄宿制男子校の優等生を思わせる優雅な声に、愛嬌者の顔(盛大なビブラート)が見え隠れ。
モテるけど、好きになった娘には一途でしょう?って感じのエスカミーリョ。
重さは普通にバスカミーリョ。
いつか母国語で歌ってもらいたいと思わせられる、いかにもロシアっぽい低音が魅力。
No.25 エルネスト・ブラン②(Ernest Blanc) フランス /1923 - 2010
原調/フランス語/1960年の録音 ⇒ YouTube
(だから、意図的じゃないんだって。この順番)
爽やかなのに艶っぽく、青臭いのに成熟していて、強さの内に脆さを秘め・・
歌声の成分は男性フェロモン100%。
こんなお方と駆け落ちしたい・・(*´Д`)
え? 客観的じゃない? ンなもん、この企画を立ち上げた時点で期待しちゃダメ。
あとひとつ音源があるので続きはそちらで。
2012-04-03 16:29
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コメント(8)
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早々に神が降り立ちましたね笑。
やっぱり声や歌い方、仏語の美しさを考えると古今無双のエスカミーリョはブランだなぁと思います。いかにもパリの鯔背な伊達男!(あ、舞台はセビリャか^^;)
そういえばブラン、マッサールとバキエの3人のことをフランス3大バリトンと言うんだとか…ご存じでした?笑
私はバキエのエスカミーリョだけはまだ手に入れられておりませぬ。。。
by Basilio (2012-04-04 12:37)
私はだいたいバスカミーリョが好きなんですが、ブランのトレアドール、とんでもなくシュテキ!なんて爽やかで上品なの(フェロモンはまだキャッチできない)!
兄ぃ二様の顔から迫ってくるようなのには惚れないな。
by galahad (2012-04-04 21:29)
■Basilioさん
>パリの鯔背な伊達男!(あ、舞台はセビリャ
そうそう、ブランは“パリ・ジャン”なんですよね~(笑)
本場スペイン人が歌うと、なんか違うって思っちゃったり;;;
>フランス3大バリトン
ほうほう、そうなのですか(*´∨`) エヘン(←なぜ私が自慢する?)
っていうか、バキエやマッサールに比べてブランの日本での知名度が低いと感じるのは私だけ・・?
まだまだ布教の必要性がありますね♪
そういや、斑猫さんにちらっと伺ったウィーンの3大エスカミーリョについてはまだ調べがついておらず。
バスティアニーニと、あとの二人は誰なんだろ。気になるなー。
>バキエのエスカミーリョ
実は私も探しているのです。YTで見かけたような見かけなかったような・・。夢だったのかな?
また通報し合いましょう♪
by しま (2012-04-05 02:00)
■galahadさん
>とんでもなくシュテキ!
がしっ…!!(←肩を抱く音) 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
>バスカミーリョ
実はパーペとギャウロフも初めて聴きまして、かなりドキドキしていたんです♪
バリトンは一歩間違えるとナヨナヨ、ヘロヘロになりますんでねぇ。
「守ってあげたい」エスカミーリョはちょっと・・(笑)
続けざまにいろんな人ので聴いてるので、今までの価値観が微妙に変化してきているみたい。
>顔から迫ってくる
お、汲み取ってくださいましたね? 兄ぃニは濃ゆいんです(笑)
by しま (2012-04-05 02:06)
>バキエのエスカミーリョ
見当たらないですよね…ゴールのカルメンもそうですが、何故これをだれも遺さなかったのか?っていうのは気になるところでもあります。
by Basilio (2012-04-06 12:17)
そうそう、思い出したんですが、なんかがっかり感が大きいので追記差し控えてました。
知らざあ言って聞かせやしょう。
ジョージ・ロンドンとワルター・ベリーでした。
がっかりしません? いや別にいいんですけどね。ウィーンの聴衆のご贔屓ってことで割り切れば… でも、なんかね… ブツブツ
by 斑猫 (2012-04-09 14:38)
■Basilioさん
録音しなかったんですかねぇ、惜しいなぁ。バキエで聴いてみたかったですよ。
声は軽いですけど、きっと粋だったと思います。
これからも通報し合いましょう♪
by しま (2012-04-10 01:36)
■斑猫さん
>3大エスカミーリョ@ウィーン
>ジョージ・ロンドンとワルター・ベリー
…バスティアニーニの一人勝ちじゃないですか……(*゚Д゚)
そういや、ロンドンとベリーのトレアドールはコレクションに入ってないです。
これは是非とも検証したい(でも聴く前からなんとなく想像ついちゃう)。
by しま (2012-04-10 01:50)