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《ルイザ・ミラー》パリ・バスティーユ/ヴィノグラードフのヴァルター伯爵 [オペラ録音・映像鑑賞記]

 一口に「オペラファン」と言っても、その愛好のしかたは千差万別なのでありまして、総合芸術であるオペラの要素の何に重きをおくかは人それぞれに違います。

 私の場合は、こんな感じ?

 歌手(歌唱)作曲家演目演出演奏(オケ・指揮)ウンチク

 普段CDでしか聴かないのでこういう順番なのですが、これがDVDや実演だとかなり入れ替わると思います(「演奏」が最下層に来る、とかw)。

 つまり、歌手さえ気に入れば何でも聴く。

 では、その歌手を気に入るための要素ですが、たぶん、

 声域声質心意気得意分野容姿技巧プロフィール

 という順番で、贔屓にするかしないかを瞬時に決定しているのではないかと思われます。

 つまり、声さえ気に入ればデブでもハゲでも爺さんでも愛しますよ(`・ω・´) シャキーン

 ――なんて書くと、まるでアレクサンドル・ヴィノグラードフがカッコ悪いんじゃないかと誤解を招きそうで怖いんですが(そう、今日は彼の話題です)、いえいえヴィノ氏は見た目も◎ですよ?

 クドクドと述べたてたのは、ヴィノ氏こそ私の上記の図式にピッタリと当てはまった歌手なのでしてネ(*´∨`)

 お顔もおおまかな経歴も主なレパートリーも情報としては知っていたけど、特に興味を持ってはいなかったんですよね。ただの可愛い男の子だと思っていたもので。

 ところが実際にその歌唱を体験して以来、あのスラヴ系の盛大な縦揺れヴィブラートがミョーに気になっていけません。

 バスの歌は単調でつまらないものが多いので、声じたいに愛嬌や面白味を求めてしまう私。ヴィノ氏は既に、ボリス・クリストフエリック・ハーフヴァーソンに続く、オモシロ歌唱候補生として私の中でカウントされているようです。

パリ・バスチーユオペラ座 前置きが長くなりましたが、そんなわけで、3/8,パリ・バスティーユの《ルイザ・ミラー》でヴィノグラードフがヴァルター伯爵役を歌うという情報を知り、1年ぶりくらいにネット・ラジオにかじりついてみました。

 初めて「録音」にも挑戦です。

 こんな面倒臭いこと、アレンでもやったことはありませんよ?(`・ω・´) シャキーン

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