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シンシナティ・オペラ 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 チケット発売開始。そして私は追っかけ断念。 [アレンのニュース]

cincinati maister.jpg

 いよいよですね。シンシナティ・オペラの《ニュルンベルクのマイスタージンガー》、本日よりチケット発売開始です。

 このIT時代に、販売受付は電話のみ。
 公演は6/23と6/26の二回しかありませんし、蘭丸さんも以前おっしゃっていましたが、それこそ米国中のワーグナーファンが殺到するかも。チケットはすぐに完売でしょうか。

 年齢から考えると、サー・トーマス・アレンがベックメッサーを歌う最後の舞台かもしれないのです。
 熱烈ファンとして何とか駆けつけて見届けたいと願っていたのですが、仕事の事情があり、6月に休暇をとることはほぼ不可能な状況になってしまいました。

 それを知ったのはチケット手配の準備を始めた直後、つい最近のことでした。もう寝込んでしまいたいくらいショックなのですが…こちらも生活がありますし、仕方がありません。仕事あっての追っかけ道楽ですものね。

 きっとカミサマが「今回は日本でアレンを応援しなさい」と言っているのだと思って諦めます。IT時代ですし、どこかで音源や動画を手に入れるチャンスがあるかもしれません。

 皆さん、これからも通報ヨロシク。私も頑張って、できる限りネットに張り付くつもりです。

 ↓コチラはメトロポリタン歌劇場での《マイスタージンガー》、アレンのベックメッサーです。
allen met beckmesser.jpg
 かーなーり、おマヌケな役ドコロですが、こうして見ると素敵でショ♪(ああ久しぶりに披露したシタクチビル画像w)
 シンシナティではどんな演技で笑わせてくれるんでしょうか。多分あまり変わり映えはしないでしょうけど(爆)、そこはかとなく知性的な雰囲気を醸しだしながら、目一杯おバカなドタバタを繰り広げてくれるのではないかと思います。


 それから、やはり気になるジェームズ・レヴァインの健康状態。一応名前は出ていますが、また《ばら》の時のように土壇場で別の指揮者が現れた…なんてことがないように祈ります。

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ダラス・オペラで《コジ・ファン・トゥッテ》 [アレンのニュース]

dallas cosi1.png いつまでも「ばら」「ばら」と騒いでいないで、じーちゃんの次のお仕事についても記録しなくちゃ。

 サー・トーマス・アレン(Sir Thomas Allen)、2010年上半期はアメリカでご活躍のご様子です。

 NYのメトロポリタン歌劇場に続いて、2月はダラス・オペラに登場。
 演目はお馴染みの《コジ・ファン・トゥッテ》、ドン・アルフォンソ役です。

 ちなみに、アレンはダラス・オペラの出演は初めて。
 公演の様子がWFAA-TVのエンタテイメント・ニュースで報道されました。(⇒こちらで映像が見られます

 “英国人のバリトンにして素晴らしい俳優であるサー・トーマス・アレンを主演に迎え・・・” と、ナカナカ大物っぽく扱われておりますぞ(笑)

 日程は、2/12, 2/14, 2/18, 2/20, 2/26, 2/28 の6日。

dallas cosi2.png 舞台写真でお分かりいただけると思いますが、ダラスの演出も時代読み替え。
 18世紀のナポリから、第一次世界大戦時代のモンテ・カルロに移したのだそうです。

 ドン・アルフォンソの役ドコロも哲学者ではなく、カジノの元締めなんですって。





 うーん、でもこのアレンちゃんは…元締めというよりは……




ポアロ.jpg エルキュール・ポアロ



 って感じよね!?

 

 (ヒゲがね……)



 ダラスでの出演者は以下の通りです。

Conductor: Music Director Graeme Jenkins
Fiordiligi:Elza van den Heever*
Dorabella:Jennifer Holloway
Despina:Nuccia Focile
Ferrando:Brian Anderson
Guglielmo:Michael Todd Simpson
Don Alfonso:Thomas Allen

* I've got this information from this site : Sir Thomas Allen - Britain's Favourite Baritone(⇒Click!) , thank you!

《ばらの騎士》@METライブビューイング [アレンの録音・映像鑑賞記]

met der rosenkavalier4.jpg
 1/30 と 2/3 に行ってきました!!
 Metライブビューイング《ばらの騎士》です。

 音楽じたいは1/10にラジオの生放送で鑑賞済。トーマス・アレン(Thomas Allen)の健在ぶりとMetでの人気も確認済(笑)でしたので、直前まではけっこう冷静だったのですが。

 いざこうやって大画面で鑑賞・・・となると、テンション上がりまくり、気合い入りまくり。東劇の座席に着いた瞬間からどうもソワソワ落ち着かず、1幕は出ないってわかっているのに、妙にドキドキしてしまいました。

 そして2幕、ファニナル登場~~!!!の瞬間は、ラジオで確認したとおり、客席からドッと拍手がっ。

 愛されてるわね~ぇ、アレンちゃんっ。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 映画館の不自然なまでの大音響のおかげで、ラジオの音声なんかよりもずっと、アレンの声も透明感と張りが増して聴こえましたし、白粉を塗りたくってホクロまで付けた胡散臭いおカオのドアップにメロメロです(笑)
 アレンはやっぱり、こういう時代劇のカツラが似合うわっ。
 
 声の調子も(最近にしては)けっこう良かったほうだと思うし、演技は相変わらずのオーバーアクションとお茶目な上目遣いを駆使していまして、こんなに小さな役でもアレンはアレンだわ~と大満足です。

 映像や画像をお見せできないのが残念ですが、皆さんとこの感動を共有したく、またもや1/9の音源からオイシイところをYouTubeに上げてみました。

 2幕の後半。
結婚を嫌がる娘を「修道院に送るぞーーー!!」と叱りつけ、オックス男爵に「何でもしますからぁ~!! 破談にしないでくだせーましっ!!」とペコペコ愛想をふりまく、ファニナル最大の(笑)見せ場です。


 まさかこの部分をアレンの声で聴くなんて、ファンになったばかりの頃は考えもしませんでした(笑)
 ご贔屓さんのレパートリーが増えるって、本当に幸せなことですねぇ。

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