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4月はロシアで《ばらの騎士》 -- ボリショイ劇場デビュー [アレンのニュース]

pianoallen.jpg 2012年のサー・トーマス・アレンのスケジュール。

 まず4月は、ロシアのボリショイ劇場にて《ばらの騎士》だそうです。もちろんゾフィーの父ちゃんファニナル役。

 へぇ~ボリショイなんて珍しい…と思って調べてみたら、やっぱりボリショイで歌うのは初めてとの事です。劇場デビューですね。

 日程は、4/3, 6, 8 です。

 劇場のホームページにはキャストなどの詳しい情報は掲載されていないんですが、エージェントの発表ですので確実だと。

 4/4, 7 ,10 にも《ばら》の公演がありますので、日程的にダブルキャストかな?

 舞台写真などが見られれば嬉しいですね。

 翌5月のスケジュールとしては、5/6ミュンヘンのプリンツレーゲンテン劇場で《スウィーニー・トッド》

toddallen.jpg こちらも「へえぇ~」って感じ。
 ドイツでやるならまた《コジ》だと思っていたので。ええと、根拠はないんですが。

 '03年にROHでトッドを演じていますが…。年齢的にこういうのはもうやらないと思っていた(笑)

 ジョアンナ役はJane Henschelという人のようです。

 アレンの《ばら》は過去にさんざん騒いだので、今度は《スウィーニー・トッド》でも調べてみようかしら。

 この作品のことはよく知りませんし、そういえばアレン出演のミュージカルについても《キャンディード》以来ノータッチですもんね。

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関連記事リンク
聴きました!! -- アレンのファニナル in Met 《ばらの騎士》
聴きました!! -- アレンのファニナル in ROH 《ばらの騎士》
アレンのミュージカル(カテゴリー)
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他のスケジュールは「続きを読む」以下にて随時更新。

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二つめの“動く”ブラン -- 《サムソンとデリラ》 チリ サンティアゴ市民歌劇場 [オペラの話題]

blangranpedre.jpe かなり以前になりますが、こちらの記事エルネスト・ブランが(たまたま)出演していたLD《ボリス・ゴドノフ》(ライモンディ盤)を話題にしたことがありました。

 これが唯一の“動く”ブランと思われていたのですが、灯台下暗し、YouTubeのこの映像にも(たまたま)ブランが映っていたのです!! またもやBasilioさんからの“通報”です。毎度ありがとうございます。

 '84年、チリのサンティアゴ市民歌劇場での《サムソンとデリラ》。

 ブランはお得意のダゴンの大司祭役ですね。

 右上の画像をクリックすると、該当のYouTubeページへ飛びます。
 画質がかなり悪いので絵を見ただけでは「本当にブランか?」と疑いたくなりますが、声を聴けば一目(耳)瞭然。ブランに間違いありません。

 前出の《ボリス・ゴドノフ》が'80年の収録ですから、更に新しい映像となります。
 なんと、御年61才!!

 若い頃にくらべて声量は落ちていますが、敵役とは思えない爽やかな声音は健在。“デレカント”なレガートも’62年にヴィッカーズゴールと組んだスタジオ録音での歌唱と変わりません。

 この歌い癖を“売り”としてきたブランですから。大司祭役も何度も歌ったと思いますが、何十年も同じ歌唱スタイルを貫いてきたんでしょう。ファンとしてとっても嬉しいです。

 映像の詳細はこちらです。ちゃんと正規盤。YouTubeに上がっているのはVHSだと思いますが、嬉しいことにDVDも出ているんですね。
 リージョンコードに阻まれるのでなければ、なんとか手に入れたいものです。

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