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No.6~10 ロヴァーノ , ゴリン , エディ , ポリトコフスキー , バスティアニーニ① ["闘牛士の歌" 聴き比べ]

聴き比べ企画 Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら

 いきなりバスティアニーニ登場。テンション上がるけど、お楽しみは後にとっておきたかった気も…。
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No.6 ルシアン・ロヴァーノ(Lucien Lovano)
原調。フランス語。1942年の録音。
闘牛士の歌に限ってはフランス語圏の歌手にとことん甘い私ですけど、この人のはどうも・・。録音技術が古いので、あくまでも想像の範疇ですが、歌謡曲みたい。声の響きはきれいですけど。


No.7 イゴール・ゴリン(Igor Gorin) オーストリア/1904-1982
全音上げ(*1)。フランス語。1945年の録音。
バリトンらしい明るい声でほのかになまめかしさもあり。キーが高すぎる違和感を除けば好感度の高いエスカミーリョ。


No.8 ネルソン・エディ(Nelson Eddy) アメリカ/1901-1967
半音上げ(*1)。フランス語。1938年の録音。
YouTubeにあったから追加したけど、この人はオペラ歌手じゃないよね。なんか別の歌みたい。いかにこの歌が有名か証明するような録音でしょう。
とはいえ、歌は上手い。


No.9 ウラジミール・ポリトコフスキー(Vladimir Politkovsky)
原調/ロシア語/録音年不詳 ⇒YouTube
ロシア語のトレアドール、初めて聴いた!! かなり不思議な感じですが、音楽的な違和感はさほどありません。
何と歌っているのかはKasitankaさんならおわかりになると思います。
私もまぁ、「と~れあど~る」と「あ~~~~」くらいは聴き取れたけどね~(←そこはロシア語じゃない)
声は、"泣きべそルーナ"のレナード・ウォーレンをもちっと爺さんにしたような感じです。


aniniport2.jpgNo.10エットレ・バスティアニーニ①(Ettore Bastianini) イタリア/1922-1967
原調/イタリア語/58年ナポリのライブ ⇒YouTube
えこひいきをしちゃいけないと思いつつも、やっぱりこの人もド本命です。
某お仲間に「忘年会で録ったのか」と言われたほどの音質ですが、遠くから聞こえてくる歌唱は王様のようにカッコ良い。
あえて言わせていただけるのなら、エスカミーリョというより「バスティアニーニ」。 バスティアニーニが牛と相撲をとっていますよ?
別にも音源があるので続きはそちらで。


(*1)演奏スピードも速いので、レコードの回転速度の影響かと思われます。

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