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No.36~40 コルヴェロ, ガレッフィ, アタネッリ, パーペ, ヴァン・ダム ["闘牛士の歌" 聴き比べ]

聴き比べ企画 Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら

 パーペとヴァン・ダムの魅力により、思わずバリトン派からバスカミーリョ派へ転向しそうになった回。
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No.36 ジョゼ・コルヴェロ(Jose Corvelo)ポルトガル?
原調/フランス語/録音年不明
バリトンのようだけどモタモタしてる。後半に行きしに重い荷物を引きずっているような…。
この歌を歌いこなすって、難しいことなんだなと改めて思う。


No.37 カルロ・ガレッフィ(Carlo Galeffi)イタリア/1882 - 1961
原調/イタリア語/録音年不明
短縮版なのか、歌詞は「2番」から歌ってる。オケもずいぶん小編成っぽい。合唱は男声4〜5人ってとこか。歌唱はずいぶん頑張ってるけど、ちょっとお化けが出てきそうだ。


No.38 ラード・アタネッリ(Lado Ataneli)グルジア/
原調/フランス語/録音年不明
この人のを見つけた時は正直嬉しかったけど、いかんせん声が細いのよねぇ。キレイだけど。
ラストの「らむ〜〜る」をアリアのカデンツァ風に上げてるのが笑える。キミはヴェルディを歌ってなさい。


papeport.jpgNo.39 ルネ・パーペ(Rene Pape)ドイツ/
原調/フランス語/録音年不明 ⇒ YouTube
久々にパンチの効いたエスカミーリョ登場!
“♪~Et songe bien, oui, songe en combattant ~♪” の部分がとっても色気があるのは装飾音をきちっと歌ってるから。むむむ、“バスカミ”のくせに(←失礼)やるじゃない。
気取りすぎず、硬派な感じも良い。
実際こんな“歩く男性フェロモン”みたいなのが現れたら、ソッコー乗り換えっしょ?


No.40 ジョゼ・ヴァン・ダム(José van Dam)ベルギー/1940 -
原調/フランス語/74年ミラノのライブ/
ショルティの録音よりもこっちのが荒々しくて好き。
バスカミーリョは重くて落ち着きすぎるのが好みじゃないんだけど、これっくらいワイルドに歌ってくれるとときめきますな!

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