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聴きました!! -- アレンのファニナル in Met 《ばらの騎士》 [アレンの録音・映像鑑賞記]

b00pky57_512_288.jpg 2010年初のオペラ活動(略してオペ活)は、明け方の暗い室内で何時間もPCの前に座り込むという、なんともオタクなものでした。

 久しぶりのネットラジオ生放送の生録音ということで、年明けから気合いを入れて準備をしました。その甲斐あって、しっかり目的を果たせました。
 NYのメトロポリタン歌劇場(Met)、《ばらの騎士》(Der Rosenkavalier)。2010年1月9日の公演です。
 今年のオペ活、幸先の良い滑り出しとなりました。

 “じーちゃん”ことサー・トーマス・アレン(Sir Thomas Allen)のファニナルも好調です。

 12月のロイヤルオペラハウス(ROH)での批評にもあった通り、2幕の出だしの"Ein ernster Tag, ein grosser Tag! Ein Ehrentag, ein heilger Tag! "の部分、ばっちりキメてくれましたとも。

 アレンが登場した瞬間、客席からドッと拍手がわいたのも、聴いていて嬉しかったところです。

 サーの健在ぶりをアピールするために、速報的に音源をYouTubeにアップしました。
 2幕冒頭。娘が貴族と婚約する、その証の銀のばらを渡す「ばらの騎士」を屋敷に迎えることになり、成金父ちゃんファニナルが大喜びをしているシーンです。


 傍にいたはずのクリスティーネ・シェーファー(Christine Schäfer)とか、ものの見事にスルーしてます(笑)
 普通のオペラファンの皆さん、ごめんなさい。

 ルネ・フレミング(Renée Fleming )はちょっと声が痩せたかなぁ?という感じでしたが、ちゃんと聴かせてくれましたし、容貌のことでやいのやいの言われているスーザン・グレアム(Susan Graham)も、耳だけで聴く限りではとても良かったんですよ。というか、私はこういう声のオクタヴィアン、好きなんです。

 ↓こちらは2幕中盤。クリスティン・ジグムンドソン(Kristinn Sigmundsson)扮するオックス男爵が登場し、ゾフィーにさんざんセクハラを働くシーン。
 ゾフィーに一目惚れをしたオクタヴィアンは怒りますが、ゾフィーの父ちゃんは「貴族様がわしの娘を気に入ってくれた!!」と(またしても)大喜び。ええ、ダメ父ちゃんの役なんですよ。


 (オックスとゾフィーの写真は09年10月のものなので、ビデオのゾフィー役はシェーファーではなく、ミア・パーションになっています)

 今回、アレンのために2幕冒頭を編集していて動画づくりのオモシロさに目覚めましたので、暇ができたら他の部分もアップするかもしれません(もちろんファニナル父さん中心です。だってファンブログですからね。その辺はご了承ください)。

 そうそう、BBC Radio 3で聴いていたので、ちゃんとアレン情報もゲットしまして。ROHの12月の舞台の様子も後日放送するんですって。
 Metのと聴き比べなければなりませんから、またPCにかじりついて録音します。
 いや、その頃までには、ストリームキャプチャのスキルを身につけられれば、いちばん良いんですけどね・・(←ITに弱いもので)。

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