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超レア!! -- ご禁制のアレンの“クレド” [アレンの話題]

 いかにアレンのレパートリーが広くとも、やはりあの声。向き、不向きという問題があるのでして、「残念ながらアレンでは聴けない」、「いやむしろ、アレンの声では聴きたくない」ってなオペラ作品もございます。

 私にとっては、特にヴェルディのオペラがそうなのでして、アレンもけっこう男性的で力強い歌唱ができることは認めますけど、敬愛するヴェルディ先生の神々しい旋律の前には軟弱すぎるし、大袈裟な演技も楽曲のジャマだし、何よりもナヨナヨしたヴィブラートがホ○くさいからやめてくれ!!!! と、勝手に「ヴェルディ禁止令」を発布したりしています。

 とはいえ、周囲が放っておかなかったのか本人がやりたがったのかは知りませんが、アレンちゃん、細々ながらヴェルディもレパートリーに入れています。(遺憾に思うよ・・・)

 えっと・・・

 《ドン・カルロ》のポーザとか、
 allenposa paris2.jpg

 ポーザとか……
 allenposa roh.jpg

 まぁ、その…これはこれで、おホ○ちっくな死に際がオモシロいので許しますケド、他にも《椿姫》のジェルモンなんかもやってますケド、これはもうじーちゃんになってからキャスティングされただけなので数に入れないことにして…と、とにかく、アレンの声はヴェルディには合わんのだ。イメージだけの問題ではなく、無理して歌ったら喉をつぶしてその後のキャリアにも響くことだし、本人もそれを知っていてあえて深入りしなかった領域、それがヴェルディとかワーグナーでありまして・・・。

 ですから、まさかね。アレンがイァーゴの“クレド”を――1回のコンサートで披露しただけとはいえ――歌ったことがあるなんて。その超レアな映像を発見した時の驚きと喜びは、容易に想像していただけることと思います。(←結局、嬉しい。ファンですもの)


 「こ、声は、喉は…大丈夫なのかっ!?」
 とハラハラしつつ、アレン渾身のパフォーマンスをお楽しみください。

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