Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 ["闘牛士の歌" 聴き比べ]
私が今のようなオペラ・ファンになったのは、EMIの『ベスト・オペラ・100』に収録されているエルネスト・ブランの「闘牛士の歌」に一"耳"惚れをしたのがきっかけです。
(しつこいですが、画像をクリックするとブランの歌唱をYouTubeで聴けます)
「何、この声? 爽やかでシュテキー(*´艸`*) この人でもっと他の曲も聴きたいんだけど!?」
と、次のお休みの日にさっそく山野楽器へすっ飛んでいって、ブランの全曲盤CD(カルメンじゃなかったけどw)を手に入れたのがその後のコレクター人生のはじめの一歩。
とても思い入れのある歌なのですが、実は私、ブランという歌手に出会う前は「闘牛士の歌」はそんなに好きでもなかったのです。
マッチョだし。
大衆的だし(当時は大衆性と芸術性は相容れないと思い込んでいたアマちゃんでした。許して)。
洒落臭くてイケイケで、肉食系なヤラシさがむんむんしていて。
そんな負の印象を見事に覆してくださったのがブランの歌唱だったものですから、「闘牛士の歌」はもう頑なにブラン一神教を貫いてしまっています。
それでも今回、100人の歌手で「闘牛士の歌」を聴いてみよう、なんて無謀なコトを思い立ったのには、ブランの愛好家としても仲良くさせていただいているお仲間Basilioさんの影響があります。
ニコライ・ギャウロフの大ファンでいらっしゃるBasilioさん。《ドン・カルロ》のフィリポ2世のアリア、「ひとり寂しく眠ろう」の録音100種を聴き比べ、そのひとつひとつに感想を付けるという偉業を成し遂げられたのですよ。
なんという粘着なるほど、真のファンとはこうあるべき。盲目的に崇拝するだけでなく、他の多くの歌唱を聴いてそれぞれの良さを見出しつつ、それでもやっぱりこの人が最高!と思える根拠を自覚していくのも必要ダ。と、いたく納得してしまいまして。
いろいろな人の歌唱をじっくり聴くことによって、新たなご贔屓歌手に巡り会えるかもしれませんしね。できれば当代の若いバリトンであれば嬉しいのですが(なぜか昔の人ばかり好きになるから)。
というわけで、付け焼刃ながら「闘牛士の歌」の音源をガツガツ集めて聴いております。
玉石混交でただいま62録音。
できれば100まで頑張りたいので、お勧めの音源がありましたら皆さん通報してください。
感想の実況はツイッターにて。⇒こちら
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No.81~83 ベリー, クヴィエチェン, ギュゼレフ
No.76~80 テジエ②, トゥマニャン, エンドレーズ, コー, ルイヨン
No.71~75 フィッシャー=ディスカウ, レイミー, ヴィノグラードフ②, ルッフォ, ドス
No.66~70 グラッシ, コロンバーラ, ベッキ, グエルフィ, プライ
No.61~65 ディアス, マッサール②, マルコンデス, ダミアーニ, アルベルギーニ
No.56~60 マズロク②, ナウリ, ブラン③, トゥマニャン①, ヘルマン
No.51~55 ボルテール, ケテルセン, クラウゼ, ダン, メッテルニヒ
No.46~50 アマート, マズロク①, マレール, メリル, テジエ①
No.41~45 アブドラザコフ, フィンリー, ピンツァ, カプッチッリ, ターフェル
No.36~40 コルヴェロ, ガレッフィ, アタネッリ, パーペ, ヴァン・ダム
No.31~35 トロッタ, ライモンディ, リシツィアン, Ahualli, ヒオルスキ
No.26~30 ウォーレン, カンパナーリ, タリアブエ, アルヴァレス, フィヌッチ
No.21~25 レリエ, エステス, バスティアニーニ②, ヴィノグラードフ, ブラン②
No.16~20 キリコ, ブラン① , グロソップ, カンボン, マルドネス
No.11~15 ローズ, ギャウロフ, ホロストフスキー, コロンボ, ダルカンジェロ
No.6~10 ロヴァーノ , ゴリン , エディ , ポリトコフスキー , バスティアニーニ①
No.1~5 シュロット, グァッレーラ, マッサール①, ティベット, ミルンズ
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ブログ仲間のヴァランシエンヌさんが以前に「闘牛士の歌」の聴き比べをなさった時の記事をご紹介くださったので、リンクを貼らせていただきます。⇒こちら
我が家の関連記事リンク
■《カルメン》@Royal Opera House 10/24
■《カルメン》新国立劇場11/25(日)
■コソットの“おやじ”カルメン with グロソップ/San Carlo 1969年
■エルネスト・ブラン/Ernest Blanc (2010.12.22 逝去) 追悼盤を購入
(しつこいですが、画像をクリックするとブランの歌唱をYouTubeで聴けます)
「何、この声? 爽やかでシュテキー(*´艸`*) この人でもっと他の曲も聴きたいんだけど!?」
と、次のお休みの日にさっそく山野楽器へすっ飛んでいって、ブランの全曲盤CD(カルメンじゃなかったけどw)を手に入れたのがその後のコレクター人生のはじめの一歩。
とても思い入れのある歌なのですが、実は私、ブランという歌手に出会う前は「闘牛士の歌」はそんなに好きでもなかったのです。
マッチョだし。
大衆的だし(当時は大衆性と芸術性は相容れないと思い込んでいたアマちゃんでした。許して)。
洒落臭くてイケイケで、肉食系なヤラシさがむんむんしていて。
そんな負の印象を見事に覆してくださったのがブランの歌唱だったものですから、「闘牛士の歌」はもう頑なにブラン一神教を貫いてしまっています。
それでも今回、100人の歌手で「闘牛士の歌」を聴いてみよう、なんて無謀なコトを思い立ったのには、ブランの愛好家としても仲良くさせていただいているお仲間Basilioさんの影響があります。
ニコライ・ギャウロフの大ファンでいらっしゃるBasilioさん。《ドン・カルロ》のフィリポ2世のアリア、「ひとり寂しく眠ろう」の録音100種を聴き比べ、そのひとつひとつに感想を付けるという偉業を成し遂げられたのですよ。
いろいろな人の歌唱をじっくり聴くことによって、新たなご贔屓歌手に巡り会えるかもしれませんしね。できれば当代の若いバリトンであれば嬉しいのですが(なぜか昔の人ばかり好きになるから)。
というわけで、付け焼刃ながら「闘牛士の歌」の音源をガツガツ集めて聴いております。
玉石混交でただいま62録音。
できれば100まで頑張りたいので、お勧めの音源がありましたら皆さん通報してください。
感想の実況はツイッターにて。⇒こちら
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No.81~83 ベリー, クヴィエチェン, ギュゼレフ
No.76~80 テジエ②, トゥマニャン, エンドレーズ, コー, ルイヨン
No.71~75 フィッシャー=ディスカウ, レイミー, ヴィノグラードフ②, ルッフォ, ドス
No.66~70 グラッシ, コロンバーラ, ベッキ, グエルフィ, プライ
No.61~65 ディアス, マッサール②, マルコンデス, ダミアーニ, アルベルギーニ
No.56~60 マズロク②, ナウリ, ブラン③, トゥマニャン①, ヘルマン
No.51~55 ボルテール, ケテルセン, クラウゼ, ダン, メッテルニヒ
No.46~50 アマート, マズロク①, マレール, メリル, テジエ①
No.41~45 アブドラザコフ, フィンリー, ピンツァ, カプッチッリ, ターフェル
No.36~40 コルヴェロ, ガレッフィ, アタネッリ, パーペ, ヴァン・ダム
No.31~35 トロッタ, ライモンディ, リシツィアン, Ahualli, ヒオルスキ
No.26~30 ウォーレン, カンパナーリ, タリアブエ, アルヴァレス, フィヌッチ
No.21~25 レリエ, エステス, バスティアニーニ②, ヴィノグラードフ, ブラン②
No.16~20 キリコ, ブラン① , グロソップ, カンボン, マルドネス
No.11~15 ローズ, ギャウロフ, ホロストフスキー, コロンボ, ダルカンジェロ
No.6~10 ロヴァーノ , ゴリン , エディ , ポリトコフスキー , バスティアニーニ①
No.1~5 シュロット, グァッレーラ, マッサール①, ティベット, ミルンズ
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ブログ仲間のヴァランシエンヌさんが以前に「闘牛士の歌」の聴き比べをなさった時の記事をご紹介くださったので、リンクを貼らせていただきます。⇒こちら
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