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No.41~45 アブドラザコフ, フィンリー, ピンツァ, カプッチッリ, ターフェル ["闘牛士の歌" 聴き比べ]

聴き比べ企画 Chanson du Toréador -- 100人の「闘牛士の歌」 もくじはこちら

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No.41 イルダール・アブドラザコフ (Ildar Abdrazakov)ロシア、バシコルトスタン/1976 -
原調/フランス語/録音年不明
この人も典型的なバスカミーリョ。堂々としていて良いんですが、もうちょっと個性が欲しいな。いや、オモシロ歌唱じゃなくてもいいんだけど。たまに発動してくれるビブラートに期待。


No.42 ジェラルド・フィンリー (Gerald Finley)カナダ/1960 -
原調/英語/
"Allons! Allons!" が「カモ〜ン! カモ〜ン!」ですよ。英語で聞くと軽いなぁ~;;;
さすが、色っぽい声だけど気品があっていいなーと思っていたら、ラストの「あ〜〜love!」で一気に女ったらし歌唱になった。キミはドン・ジョヴァンニをr(ry


pinzaport.jpgNo.43 エツィオ・ピンツァ (Ezio Pinza)イタリア/1892 – 1957
原調/フランス語/1936年ライブ/ ⇒ YouTube
いわゆるバスカミーリョとは違う種類の重み、威厳があって、このトレアドール・ソングの歌唱がじーさんぽいってわけじゃないけど、修道院長とか老王とかそっちのほうも聴きたくなってくる。ビブラートにフィリッポ的な哀愁があるからかも。


cappuccilli.jpgNo.44 ピエロ・カプッチッリ (Piero Cappuccilli)イタリア/1929 - 2005
原調/フランス語/
カプ様のフランス語の発音、カタカナで完璧に再現できそう! そしてこの超ゆっくりなテンポは…指揮者の嫌がらせですか?(*゚Д゚)
1番ではそこそこ粋に、おフランスの雰囲気を醸しつつ。でも2番に入ったあたりから我慢できなくなってきたのでしょうか、次第にテンションが上がってきたと思っていたら「il vient! il vient!」で突然キレて、ヴェルディっ子の本性が露に…(褒めてます。ヴェルディ・バリトン最高です!)


No.45 ブリン・ターフェル (Bryn Terfe)イギリス/1965 -
原調/フランス語/97年ガラ/
すごい開口して張り切ってるのが伝わってくるな。繊細な声で荒々しく歌っているのがかえって母性本能を刺激されます。
がんばれ、ブリン!(*^^*)

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